◆神事や行事の一覧

日程

神事・行事

場所

※日程は2023年のものです。

※変更される場合がございます。

 

『吉符入り』

―きっぷいり―

日時

7月1日~5日

場所

各山鉾町

各山鉾町で祭礼奉仕の決定や神事の打ち合わせを行う。

 

『長刀鉾町お千度』

―なぎなたほこちょうおせんど―

日時

1日午前10時

場所

八坂神社

町内一同で稚児を伴って参拝し、神事の無事を祈る。祭典後、本殿の周囲を右回りに3周し拝礼する。

 

『くじ取り式』

―くじとりしき―

日時

2日午前10時

場所

京都市役所

17日と24日の山鉾巡行の順番を決めるため、各山鉾町の代表者が集まり京都市長の立ち会いのもとでくじを取る。

 

『山鉾連合会社参』

―やまほこれんごうかいしゃさん―

日時

2日午前11時半

場所

八坂神社

各山鉾町代表者が八坂神社に参拝し、祭礼の無事斎行を神前に祈願する。

 

『船鉾神面改め』

―ふねほこしんめんあらため―

日時

3日午前10時

場所

船鉾町

船鉾のご神体人形に取り付ける新旧の面の無事を確かめる儀式。

 

『鱧奉納奉告祭』

―はもほうのうほうこくさい―

日時

3日午後2時

場所

八坂神社

淡路島観光協会より鱧の奉納がある。

 

『長刀鉾稚児舞披露』

―なぎなたほこちごまいひろう―

日時

5日午後3時半ごろ

場所

長刀鉾町

長刀鉾の吉符入りが行われた後、稚児が山鉾巡行の際に鉾の上で行う「太平の舞」を市民に披露する。

 

『綾傘鉾稚児社参』

―あやがさほこちごしゃさん―

日時

7日午後2時半

場所

八坂神社

綾傘鉾に奉仕する稚児6人が、町内役員と共に神事の無事を祈願する。祭典後、本殿の周囲を右回りに3周し拝礼する。

 

『幣切』

―へいきり―

日時

10日午前10時

場所

長刀鉾町

長刀鉾町の神事に必要な各種御幣を八坂神社職員の奉仕で調整する。

 

『前祭 鉾建て』

―さきまつり ほこたて―

日時

10日~14日

場所

各鉾町

各鉾町がそれぞれ鉾の組み立てにかかる。

 

『神用水清祓式』

―しんようすいきよはらえしき―

日時

10日午前10時

場所

鴨川

神輿洗いに使用する神事用水を修祓する。水は鴨川の水を使用する。

 

『高橋町社参』

―たかはしちょうしゃさん―

日時

10日午前11時

場所

八坂神社

御神事の無事斎行を祈願する。

 

『日本神話「語り」奉納』

―にほんしんわかたりほうのう―

日時

10日午後1時

場所

八坂神社

大徳寺昭輝氏による日本神話古事記の『語り』奉納が行われる。

 

『お迎え提灯』

―おむかえちょうちん―

日時

10日午後4時半~9時

場所

氏子区内

神輿洗いの神輿を迎えるため、万灯会員有志がそれぞれの提灯を奉持して行列を整え、神社より所定コースを経て八坂神社に着き石段下で神輿を迎える。

 

『神輿洗い式』

―みこしあらいしき―

日時

10日午後8時~8時半

場所

四条大橋

午後6時の奉告祭執行後、神輿3基を舞殿に据え、うち1基を舁き、列の前後に松明を点じ、四条大橋に到り鴨川の橋上で神輿を清める儀式を行う。午後8時半ごろ本社に帰った後、3基の神輿を飾り付ける。

 

『前祭 鉾曳き初め』

―さきまつり ほこひきぞめ―

日時

12日~13日

場所

各鉾町

町内の人々が囃子を奏でつつ、それぞれの町の中で鉾を曳く。

 

『前祭 山建て』

―さきまつり やまたて―

日時

12日~14日

場所

各山町

曳山の組み立てが始まる。

 

『前祭 舁き初め』

―さきまつり かきぞめ―

日時

13日~14日

場所

各山町

町内の人々がそれぞれの町で山を舁く。

 

『長刀鉾稚児社参』

―なぎなたほこちごしゃさん―

日時

13日午前11時

場所

八坂神社

長刀鉾稚児が立烏帽子水干姿で従者を従い騎馬で八坂神社に詣でる。稚児は17日の巡行まで身を慎み、巡行当日には長刀鉾正面に乗り太平の舞を舞う。

 

『久世稚児社参』

―くぜちごしゃさん―

日時

13日午後2時

場所

八坂神社

久世稚児(駒形稚児)の社参が行われる。17日の神幸祭と24日の還幸祭に供奉を行う。

 

『前祭 宵山』

―さきまつり よいやま―

日時

14日~16日夕刻

場所

各山鉾町

各山鉾町で山鉾を飾り祇園囃子を奏で、各家でも家宝什器、屏風などを美しく飾る。町内が賑わい、祭情緒が祇園囃子の音と共に盛り上がる。

 

『中之町御供』

―なかのちょうごくう―

日時

14日午後2時

場所

松原中之町

松原中之町八坂神社にて、松中会の人々が潔斎して特殊神饌を献ずる。

 

『斎竹建て』

―いみだけたて―

日時

15日午前4時半

場所

四条麩屋町

長刀鉾稚児が巡行当日、太刀にて切る注連縄を高橋町の人々が建てる。

 

『月次祭並庖丁式』

―つきなみさいならびにほうちょうしき―

日時

15日午前10時

場所

八坂神社

月次祭に合わせ、日本式庖丁道生間流による庖丁式を神前に奉納する。

 

『伝統芸能奉納』

―でんとうげいのうほうのう―

日時

15日午後3時

場所

八坂神社

今様をはじめ各種伝統芸能の奉納が行われる。

 

『宵宮祭』

―よいみやさい―

日時

15日午後8時

場所

八坂神社

境内の灯を消し、浄闇の内に舞殿に奉安の神輿に神霊をうつし奉る。

 

『献茶祭』

―けんちゃさい―

日時

16日午前9時

場所

八坂神社

茶道家元の奉仕で執り行われる。拝服席及び副席・協賛席が設けられる。

 

『豊園泉正寺榊建て』

―ほうえんせんしょうじさかきたて―

日時

16日午前9時

場所

東洞院通仏光寺東入ル

古来、各町内の榊奉斎行列が全神輿に供奉した記録があり現存する一つ。平成4年から神輿の神幸列を前行する形で、中御座神輿の前を供奉することになった。

 

『石見神楽』

―いわみかぐら―

日時

16日午後6時半ごろ

場所

八坂神社能舞台

素戔嗚尊の大蛇退治の舞を行う。

 

『宵宮神賑奉納行事』

―よいみやしんしんほうのうぎょうじ―

日時

16日夕刻

場所

石段下四条通

石段下四条通で各種伝統芸能奉納行事を行う。

 

『日和神楽』

―ひよりかぐら―

日時

16日午後10時ごろ

場所

御旅所八坂神社

翌日の前祭巡行の晴天を祈念する。町家から四条御旅所の間を往復する。長刀鉾町は所定のコースを通り、午後11時ごろ八坂神社にて囃子を奉納する。

 

『前祭 山鉾巡行』

―さきまつり やまほこじゅんこう―

日時

17日午前9時

場所

氏子区内

長刀鉾を先頭に前祭の鉾9基、山14基が各町を出て四条烏丸に集結。祇園囃子も賑やかに所定のコースを巡行する。

 

『くじ改め』

―くじあらため―

日時

17日

場所

四条堺町

くじ取り式で決定した山鉾巡行順位に従い、奉行(市長)が順位を確認する。服装は大紋烏帽子着用。

 

『神幸祭』

―しんこうさい―

日時

17日午後4時

場所

八坂神社

神輿渡御に先立ち、本殿で祭典が行われる。

 

『神輿渡御出発式』

―みこしとぎょしゅっぱつしき―

日時

17日午後6時

場所

八坂神社石段下~四条御旅所

神輿渡御出発にあたり、石段下にて三社神輿の差上げが行われる。その後3基の神輿が氏子区域をそれぞれ所定のコースに従い巡行する。午後9時ごろより相次いで四条御旅所に着輿する。24日まで駐輦。

 

『後祭 山鉾建て』

―あとまつり やまほこたて―

日時

18日~21日

場所

各山鉾町

各山鉾町がそれぞれの山鉾の組み立てにかかる。

 

『花傘巡行宣状式』

―はながさじゅんこうせんじょうしき―

日時

20日午後3時

場所

八坂神社

花傘巡行に奉仕の馬長稚児、児武者の宣状が交付される。

 

『後祭 曳き初め舁き初め』

―あとまつり ひきぞめかきぞめ―

日時

20日~21日

場所

各山鉾町

町内の人々がそれぞれの町の中で鉾を曳いたり山を舁く。

 

『後祭 宵山』

―あとまつり よいやま―

日時

21日~23日夕刻

場所

各山鉾町

各山鉾町で山鉾を飾り、祇園囃子を奏で各家にて家宝什器、屏風などを美しく飾る。

 

『煎茶献茶祭』

―せんちゃけんちゃさい―

日時

23日午前9時

場所

八坂神社

在洛の煎茶茶道家元の輪番奉仕により行われ、祭典後、拝服席が設けられる。

 

『琵琶奉納』

―びわほうのう―

日時

23日午後1時

場所

八坂神社能舞台

琵琶協会によって琵琶の奉納が行われる。

 

『オハケ清祓式』

―おはけきよはらいしき―

日時

23日午後2時

場所

八坂神社又旅社

八坂神社又旅社に於いて、後祭の神事斎行を控え「オハケ」と称し、石鳥居に向かって右側に巾7尺奥行き2尺の四隅に斎竹をたて芝を敷き、そこに3本の御幣をたてる。

 

『日和神楽』

―ひよりかぐら―

日時

23日午後10時ごろ

場所

御旅所八坂神社

翌日の後祭巡行の晴天を祈念する。町家から四条御旅所の間を往復する。

 

『後祭 山鉾巡行』

―あとまつり やまほこじゅんこう―

日時

24日午前9時半

場所

氏子区内

橋弁慶山を先頭に後祭の11基が各町を出て烏丸御池に集結。祇園囃子も賑やかに所定のコースを巡行する。

 

『くじ改め』

―くじあらため―

日時

24日午前9時半

場所

寺町御池

17日と同じ。

 

『花傘巡行』

―はながさじゅんこう―

日時

24日午前9時半

場所

下京中成徳学舎→御旅所→八坂神社

傘鉾10余基・馬長稚児・児武者等列を整えて、所定のコースを巡行。八坂神社到着後(正午ごろ)舞踊等の奉納を行う。

 

『還幸祭』

―かんこうさい―

日時

24日午後11時ごろ

場所

四条御旅所~八坂神社

午後5時頃より3基の神輿が四条御旅所を出発。それぞれ所定のコースを得て三条又旅社にて祭典後、神輿に灯を入れ午後10時ごろ本社に還幸し神霊を本社に還す祭典を執行する。

 

『狂言奉納』

―きょうげんほうのう―

日時

25日午前10時半

場所

八坂神社

茂山忠三郎社中による狂言奉納が行われる。

 

『神用水清祓式』

―しんようすいきよはらえしき―

日時

28日午前10時

場所

鴨川

10日と同じ。

 

『神輿洗い式』

―みこしあらいしき―

日時

28日午後8時

場所

四条大橋

10日と同じ。

 

『神事済奉告祭』

―しんじすみほうこくさい―

日時

29日午後4時

場所

八坂神社

祇園祭の終了を奉告し神恩を感謝する。

 

『疫神社夏越祭』

―えきじんじゃなごしさい―

日時

31日午前10時

場所

境内疫神社

素戔嗚尊が南海を旅したとき、この疫神社の御祭神「蘇民将来」の熱いもてなしの真心を喜び、疫病流行の際、蘇民将来子孫也と記した護符を奉持する者は、疫病より免れしめると誓約された故事により、鳥居に大茅輪を設け参拝者はこれをくぐって厄気を祓い蘇民将来子孫也の護符を授かる。